というのも
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木村伊兵衛さんのような
粋なスペシャリストや、
はたまた
写実主義の土門さんなど、をはじめ、
物事をどう見、理解するかは、
写真を通して、
本人が透けて見えたりしますが、
S紀信さんが、以前、
中国で撮影されていたときの話、
小学生くらいの女の子が一人、
川の畔で撮影されていたのがあったのですが
コメントで、
前もって準備されてしまうと
その撮影が、自然な感じでなくなるという
考え方があるけれど、
精一杯おめかししたその女の子の 「 袖 」 が、
すりきれていて、ほつれているのも写っているんですね。
準備という、人為的なものが入ってきても、
( 土門さんのように写実的でなくても )
そのときの、あるがままは、写るわけです。
という趣旨がありました。
しっかり準備しても、
決して自分の思う100%は狙いにいかず、
それ以外の、偶然やハプニングを受け入れて、
作品にしてしまう。
普段から、そういうスタイルでいると、
プラスアルファの
偶然のなかに、素敵なものが待っていて、
もちろん、うまく拾う力量があれば
あたらしい制作につながるんですね。
ワインを頼むときに、
その日の気分や、
友人の出来事や、好きな色や、
料理にも全く関係ないことでも伝えてみて、
それから
チョイスしてくれる人のインスピに任せてみる。
自分の想定する100%より、
もっと違う世界が味わえるかもしれないという
ベクトルを持つと、
構える必要もなく、対価のある仕事でさえも、
ただの仕事では終わらない。
愛すべきものになるような気がするんですね。
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