焦点距離の話


20代後半に、写真事務所の師匠から、
「 シマちゃんもそろそろ作風の固まるときやな 」 と、
云われていました。
その当時は、テイストというか、その人の色というか、
その人らしさという作風って、よくわからなかった時期でした。
若かったんですね。
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今日は、焦点距離の話です。
35mmの場合、
焦点距離の ×50倍以内が、被写体に対する距離感として、
もっとも、そのレンズのテイストが発揮される距離感なんですね。
たとえば、20mmなら、
×50倍ということは、1000mm イコール 「 1メーター 」 となります。
20mmを使いこなすために、
被写体との距離は1メーター以内での、アングルを探す。
となるんですね。
これを、徹底的に見ていくと、
カメラを構えていなくても、レンズで見たときの絵が、
普段見えるようになるんですね。
ある程度身についてくると、他人と同じ景色を見ていても、
レンズで云うと、別の三本くらいの「 絵 」 を、
同時に見ている感じになれます。
そこから、自分だったら どう表現したいか。
引き出しが増えていくんですね。